中国の地下鉄 - 戦う精神 (2010.05.12)
中国は地下鉄大国だ。全長は日本よりも長く本当に市民によく利用されている。
僕もよく地下鉄を使うのだけれどその時のエピソードで面白いのがあるので紹介したいと思う。
基本的に中国は年を重ねている人たちのほうが礼儀知らずな人達が多い。具体的には、列に並ばなかったり、地下鉄内で大声で話したりするといったことだ。ひどい人になると、唾やタンも吐いたりする。タンを吐くような奴は論外だが結構多いのが、我先にと自分の席を確保しようとするおばちゃん連中。先にも触れたように若者は一般教養があるので、周りのことも考えて行動する人たちが比較的多いのだが、おばちゃん連中は自分がよければそれで良しといった感じで、前に人が並んでようが順番を並ばずに割り込んでくる。
そこで、僕が心に強く決めていることはおばちゃんには、席に座らせないということだ。もちろん、普通に席に座ろうとしているおばさんを阻止するなどはしないが、周りの事はお構いなしで席を確保しようとしているおばちゃんに対しては、阻止する。慣れてくるとどのおばちゃんが強引に席を取ろうとしているのかは、見てすぐにわかる。電車が来る前からそわそわしだして、我先にと順番抜かしをしているからだ。そんなおばちゃんを見つけると、僕はそいつの前に立ちはだかり妨害する。妨害の中でおばちゃんは前に出ようとするがそこは体をうまく使って自分の席を確保しつつ妨害する。それで、周りが落ち着いたら僕は席に座って、おばちゃんは席に座れず僕の前でうな垂れる。
その時に、勝利したと自分なりに思えるので少し幸せな気分になる。性格が悪いといわれればそれまでだが、僕の中ではマナーが悪いおばちゃんを食い止めているのでそれはそれで、ありだと思っている。