親からの手紙 (2010.05.18)
空港では荷物のアクシデントでかなりばたばたとした格好になり、しばらく会えない家族とゆっくりと時間を過す事が出来なかったのですが別れ際に手紙をもらいました。-->留学までの準備 - 空港での1コマ
空港で一人になるまでは、海外で一人で暮らして何でも好きな事が出来ると胸をわくわくしてたのですが、いざ空港で独りになってみると、正直情けないけどすごく不安な気持ちになりました。
これから、海外で一人でどうやって生活しよう。炊事に洗濯、語学を学ぶ前に生活に必要な最低限の知識もない状態で本当にやっていけるのか。そんな不安が頭の中によぎりました。
そこで、気持ちを紛らわすために空港で両親からもらった手紙を読みました。その時の手紙の内容は今でも鮮明に覚えており、人生の中であんなにも感動したことがないというぐらい心に響きました。
手紙は母親からで、私と母親に関するエピソードが書かれていました。母親はその手紙の中で、私が幼かった時学校に行く前に母親と言い争いをして、家を飛び出すような形で学校に行くことがよくあったのですが、家を飛び出したときにはお互いに血が上っているので冷たくしたけど、実は私が学校に行った後はすごく心配をしていたという話でした。
今まで私はそんなことを母親が考えているなんて思っても見なかったので、本当に感動をしてその倍ぐらい感謝もしました。初めて手紙を読んで涙もしました。
その時に私は、この留学を絶対に成功して胸を張って日本に帰国してやるんだという決心が固まったのです。